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[業界ニュース]ポーラが記者懇談会

2018年6月25日

 

 ポーラは6月14日午後1時30分から、東京都品川区の本社大会議室で記者懇談会を実施した。横手喜一社長が登壇し「『互いを高めあう』共創型ブランド価値経営」をテーマに事業戦略を解説。シワ改善美容液「リンクルショットメディカルセラム」の海外展開など、今後の取り組みを紹介した。なお、会場内には展示に加え、カウンセリング体験スペースも設けて、商品を体感できる場を提供した。  横手社長は、1929年に創業以来、多様な価値観を持ち様々なライフステージにいる女性に対し、活躍できる場を提供し続けてきたことを振り返りつつ、37年にポーラレディ第1号が誕生するなど同社が働く女性とともに歩んできた道のりを紹介。成人女性の社会進出の動きに合わせ、時代や社会における女性の存在、位置づけが変化し、化粧に求められること、化粧が果たす役割が変わってきたことなどを述べた。  来年、創業90周年を迎えるに当たっては、おもてなし、つながり、絆などを大事にし、女性の可能性を引き出すという同社の社会的使命へ更に尽力していきたいという。また、社会における女性への期待の高まりに対応する形で、2020年ビジョン「『驚きと感動』を生む『究極のおもてなし』で世界ブランドへ」、創業100周年に向けた2029年ビジョン「Special One 伝統×革新による『驚きと感動』で互いを高めあう関係へ」を策定。互いを高め合う関係づくりを、仲間、顧客、地域・社会へと徐々に広げていくことで、共創関係をつくっていくという経営方針の下で「ここへ向かって全ての企業活動を推進していく」(横手社長)考えだ。  また、従来は、売り上げ、営業利益といった財務上の数字を重視する経営となっていたものの、現在ではより中長期的視点に立ち、顧客数、継続率、好意度・利用意向、ブランド評価、組織活力度など、組織の状態の評価がどうなっているかという、言わば将来の業績を左右する点に重きを置く。  加えて、ブランドは社員一人ひとりの考えから生まれるものという考えに則って、組織風土の改革も実施。「現状の課題や問題点を気兼ねなくディスカッションして、改善しよう」という「K・T(こわしてつくれ)」、「『ありたい姿』を共有化して、その実現に向けて日々、新しい挑戦を生み出していこう」という「Sense&Innovation(センス&イノヴェーション)」などを掲げる。経営層が全国の事業所を訪れ、ディスカッションを行うなど、社員それぞれのなりたい姿、役割を固め、共有化していくことも追求。同じ思いを持って新しいことにトライできる環境づくりに配慮する。  働き方改革についても取り組み、上限年齢を撤廃する「新再雇用制度」や社外勤務を支援する「どこでもワーク」、また「傷病カムバック制度」などを設けて、社員が安心して活躍できる環境整備を進める。  これまで専業主婦が多く、アマチュアからプロまで多様な働き方をしていた販売員については、学生・有職者をリクルート対象として、顧客価値を提供できるフルタイム型プロ集団としての育成も重視する。処遇体系も、販売手数料中心のものから、顧客継続、専門スキル手当てなどを含めたものへと変更。これに伴い「新人スタート支援制度」として、一定の固定給与を支給する制度も盛り込む。  海外についても積極的な展開を予定し、日本のブランドとして接客品質の向上を図り、百貨店、モールなどへハイプレステージ店舗の出店を強化。香港、台湾などで展開を開始した「リンクルショットメディカルセラム」を、大きな強みとしていきたい構え。同品は、法規制の関係から中国本土へは越境ECなどを通じた提供を検討しており、横手社長は「リンクルショットが起こしたブランドへのプラスの影響は想定以上に大きかった。新規客増加だけでなく、社会からの期待が高まった」と強調。肌の持っている力を引き出すという他社品と異なるアプローチで、シワ改善につなげるアイテムのため、プロセスをどう伝えていけるかも重要だという考えを示した。



 

 
 

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