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[業界ニュース]カネボウ化粧品 全国専門店感謝の集い2018

2018年4月23日


 カネボウ化粧品は4月17日午後1時30分から、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルに全国の化粧品専門店を招き「カネボウ化粧品全国専門店感謝の集い2018」を開催した。今年から村上由泰社長が就任したことも踏まえ、会の名称に2013年以来となる”感謝の集い”という文言を加えるなど、製版の協力関係を一段と強化していくことを確認する場となった。

 

 冒頭、村上社長があいさつに立ち、今後の方向性などを示しつつ、化粧品事業のマネジメント体制の変更、国内における販社再編などを挙げ「今年は新たなチャレンジがスタートする年。カネボウ化粧品は花王グループのビューティケア事業の中核として、グローバルで成長をけん引していくという役割を持つことになる」と位置づけた。また、化粧品市場はインバウンド消費が好調、日本人需要も堅調で追い風の環境にあるとしながらも「カネボウはこの勢いに乗れていないというのが現状。多くの方々にたくさんの厳しいご意見をいただいた。本質的な原因は、ブランド育成を疎かにしてきたという点に尽きる。一つは、ブランドフォーメーションが構築できていない。たくさんあるブランドそれぞれの役割や優先順位がはっきりしていない。もう一つは、昔ながらのブランド配置戦略から脱却できていない」と述べ、その対応を進めていく意向を明らかにした。

 「まずは、たくさんあってメリハリがつかないブランドの交通整理が必要。伝統的にメイクアップは強いが、プステージのスキンケアには大きな課題を抱えている。このテコ入れが必要だ。カネボウだけでなく花王グループ全ての化粧品においてしっかり見直すことが重要だ」とし、更に「数十年にわたり、チャネル別流通をベースにマーケティング展開してきた。『ルナソル』は百貨店、『トワニー』は専門店」、『DEW』はドラッグストア、GMSと、当時としてはベストな戦略で大きな成果を発揮してきた。しかし、お客様の購買行動が変わり、流通各社はいち早く新業態にチャレンジしている中で、戦略を考え直す時期にきていると思う」とした。

 専門店専用ブランド「トワニー」については「投資して、ブランドの力を取り戻したい。そのためにはお客様との接点を拡大することが必要。例えばEコマースでトライアルセットを販売して、同時に最寄りの専門店を紹介して、店頭へ誘引、本品購入につなげるようなことも考えられる。また、チャネルの概念が時代遅れになっていることから、チャネルありきではなく、お客様ありきのブランド配置を検討している。その中で『トワニー』も、専門店以外のカウンセリングチャネルでの販売も選択肢に入れたい。愛用者が増え、ブランドの規模が拡大すれば、マーケティング投資も積極的にできるようになる。4月から一部でテスト販売し、その結果を受けてどう構築するか検討していく」と説明し、他のカウンセリングブランドについても「この延長線上にある考え方として、ブランドのターゲットに見合うお客様が集まる店で、かつ投資効率に見合う店であれば、専門店の皆様とも従来のチャネルの枠を超えた取り組みができてくるのではないか」と強調した。

 最後に村上社長は「強化すべきブランドを絞り込み、一つひとつを磨き上げていかない限り道はないと考えている。花王の骨太で確かなエビデンス、効果が保証されている確かな品質、カネボウの持つ五感で感じるものづくりなどを融合させることで、ブランドを育てていきたい」と結び、新たな取り組みへの協力を呼びかけた。

 続いて花王グループカスタマーマーケティング(KCMK)の薬師川博行常務執行役員プレステージ部門統括が、同部門発足の目的や目指す方向性について説明し「提案力、営業力、教育力でナンバーワンを目指す」などと語った。また、今年設立されたカネボウビューティカウンセリングの岡崎佳澄社長も、各地区本部の責任者らを紹介しながら、今後の活動ホームプロダクツヘリ意気込みを示した。

 更にカネボウ化粧品の葉山信太郎カウンセリングブランドグループ長か「トワニー」「リサード」「KANEBO」「リクイール」の各ブランドについて、18年下期の施策を説明した。続いてKCMKの麻生恵三執行役員プレステージ部門専門店本部長が流通戦略を説明した。

 休憩をはさんで、フリーアナウンサーの福澤朗氏による特別講演「”また会いたい“と思わせる話し方、伝え方」を催した。

 第2部の懇親会では、KCMKの竹内俊昭社長が乾杯の発声を兼ねてあいさつし、新藤武彦副社長が中締めを行った。

 


 

 
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