花王が「アタックZERO」でギフト市場を活性化へ

近年、縮小傾向が続く中元・歳暮ギフト市場。昨年の中元市場は、金額で前年比87%、件数82%で推移している。そうした中、花王は、先に一般市場で発売した「アタックZERO(ゼロ)」でギフトセットを投入、市場の活性化を図っている。
昨年の中元期について内訳を見ると、贈答世帯率が減少し、50代以上の構成比が約7割へと高まる中で、プレミアム化が進み平均単価も4%上昇しているという。洗剤ギフトにおいては、金額、件数、平均単価ともに前年割れの状況にあり「中元期・歳暮期だけでなく平常期での需要促進を継続的に実施していく必要がある」(花王)。
中元市場は厳しさ残るもののトレンド並みで推移か
花王では、今年の中元市場について、プレミアム感や高級感のあるものが市場をリードする傾向が続いており、厳しい状況は続くもののトレンド並みの実績を見込んでいる。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月17日号)