【ハリウッド】「ＴＨＥ ＨＯＬＬＹＷＯＯＤ」新商品発表会
ハリウッドは10月8日、創業100周年を記念して社名を冠した「ザ ハリウッド クリーム」（30ｇ6万6000円）を発売した。これに伴い同日、東京都港区のハリウッドビューティプラザで「ＴＨＥ ＨＯＬＬＹＷＯＯＤ」新商品発表会を行った。
「ザ ハリウッド クリーム」は、ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソームやヒト幹細胞順化培養液、ＮＭＮ（ニコチンアミドモノヌクレオチド）、京都佐々木酒造の酒粕エキス、ローヤルゼリーを厳選配合（すべて保湿成分）し、多角的なアプローチで肌を満たし、優美をまとう肌に導く。
発表会では冒頭、プロダクトマーケティング室パーパスコミュニケーション担当の酒向杏奈氏が新商品のコンセプトを同社の100年の歴史を振り返りながら紹介した。
創業者のハリ―・ウシヤマこと牛山清人氏は、アメリカロサンゼルスのハリウッドで映画俳優を目指し、その後、メイクアップアーティストとなった。1923年の関東大震災を機に、チャールズ・チャップリンや早川雪舟の勧めもあり日本で美容を広めていった。化粧文化を根付かせ女性を笑顔にし、日本を元気にしたい、という思いが原点となったという。その後、美容室から徐々に拡大し「マスカラ」「ヘアクリーム」「育毛剤」などの商品を展開。化粧品会社として事業を本格化し、同時に女性の社会進出を応援したいという思いから美容専門学校を設立。現在では、大学院大学も展開し、約5万人の卒業生を輩出している。
また、創業者夫人のメイ・ウシヤマ氏は、セールスやＰＲに携わり、自らラジオ番組やテレビ放送、料理番組にも出演。更に、健康食の開発など、多方面で活躍した。創業夫妻は、90代で亡くなるまで共に支え合い、仕事と家庭を両立させながら美容で社会変革していくことを考えていたという。
酒向氏は「この長い歴史を引き継ぎ、次の100年を見据えた記念の作品を本日発表する」と述べた。
続いて、グローバルループ部の山口佳南氏が新商品を桐箱から開封し「このクリームは、創業者の思い出の土地、映画の都『ハリウッド』をイメージし、名前も『ザ ハリウッド』と、唯一無二のもの、他には存在しない意を込めた」と説明した。容器は世界的なデザイナーの吉岡徳仁氏が手掛けたもので、職人技によって一つひとつ、丁寧に完成させたという。
（詳細は「日用品化粧品新聞」10月20日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
.png)
