【日本製紙クレシア】水川あさみ起用のテレビCMで特長訴求

日本製紙クレシアは今年3月をもって、通常のトイレットロール12ロールの生産を終了、全て1・5倍、2倍、3倍巻きなどの「長持ちロール」の生産に切り替えている。4月26日からは「長持ちロール」の浸透に向け、女優の水川あさみを起用したテレビCMの放映を開始。それに先立ち同月22日、東京都千代田区の御茶ノ水ソラシティでCM発表会を開催した。
「長持ちロール」認知拡大へ
会の冒頭、あいさつに立った山崎和文社長は「昨年3月、SNSのデマで店頭からトイレットロールが無くなった際、トイレットロールがいかに生活に必要で代替品が無いものだと痛感した。新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化が続くことなども考え、12ロールの生産終了に踏み切った」と説明した他、長持ちロールの浸透により、メーカーや小売業には商品配送頻度の減少や在庫スペースの有効活用、消費者には買い物回数や取り替え頻度の抑制、また、保管の省スペース化、フィルムや芯といったゴミの削減、更に環境面でもCO2の排出量削減など多くのメリットを生み出すことを強調した。
「え!!!こんなにコンパクトなのに今までと同じ12ロール分」
続いて、水川が登場。長持ちロールの特長にあまりにも驚き、自分がUFOに連れ去られていることに気付かないというCM内容について「『え!!!こんなにコンパクトなのに今までと同じ12ロール分』というパッケージに書かれている言葉をそのまま読むシーンは、商品の特長でもあるので責任重大でした」とコメント。また、従来品のロール48個と、3倍巻きのロール16個を並べ、それが同じ長さであることを知って驚きの表情を見せた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)