貝印が新シリーズ「ECOMONO」など、メイク・ビューティーツールを拡充
使いやすさと共に、環境にも社会にも優しいアイテムをラインアップ
マスク着用を緩和する方針が取り沙汰されるなど、アフターコロナの兆しがようやく見え始め、メイク市場の再成長が期待されている。貝印も今春、メイク・ビューティーツールを拡充。多彩なアイテム展開で市場活性化に貢献していく。
まず注目なのが、サステナブルな見だしなみツールの新シリーズ「ＥＣＯＭＯＮＯ（エコモノ）」。使いやすさにこだわると共に、環境にも社会にも優しいアイテムをそろえ、パッケージにはバイオマスインキを使用するなどこだわりを盛り込んだ。「天然ゴム１００％のしっとりパフ」（２種＝長方形、長角形各６０５円）は、奴隷労働・児童労働が無く、公正な取り引きがされているフェアトレードの天然ゴムを１００％採用。柔軟でしなりやすいので顔の凹凸にもしっかりフィットする。「植物由来原料配合のもっちりウレタンパフ」（５５０円）は、ひまし油を主原料にし、製品由来のＣＯ２差排出量を削減。独特の質感で心地良い肌触りも特長だ。「分解廃棄できるオシャレハサミ／セーフティハサミ」（各１０４５円）は、金属でできた刃とプラスチックでできたハンドルを分解でき、廃棄する際の分別が容易でリサイクルしやすい仕様とした。社会的にサステナビリティへの関心が高まっているため、今後もラインアップを拡充していきたい考えだ。
性別や年齢にとらわれないメイクツールシリーズも投入
また、性別や年齢にとらわれないメイクツールシリーズとして「ＮＥＲＯ ＢＩＡＮＣＯ（ネロビアンコ）」（６０５〜１６５０円）を投入。モノトーンでシンプルなデザインとし、アイラッシュカーラーやメイクブラシ、パフ、洗顔ネットなど幅広いアイテムをそろえ「シンプルなものが好きな女性、メイク小物に関心がある男性からのニーズを取り込みたい」（広報担当者）と期待は大きい。
（詳細は「日用品化粧品新聞」3月6日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
