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【全粧協】「2024年次大会」4年4カ月ぶりに開催

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【全粧協】「2024年次大会」4年4カ月ぶりに開催
新たな時代にフィットする事業活動を推進

 全国化粧品小売協同組合連合会(全粧協)は3月7日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で「2024年次大会in東京」を開催した。年次大会は2019年11月の熊本大会以降、コロナ禍で見合わせており、4年4カ月ぶりの実施となった今大会には組合員、取り引きメーカー、関係団体らが出席した。

 第1部「提案」では、心理学者・心理コンサルタント・作家の晴香葉子氏が「笑顔~新しい時代に求められるリアルコミュニケーション~健やかで幸せな『肌・からだ・心』を叶えるための行動心理学&コミュニケーション講座」と題して講演。「心・身体、行動のしくみ」「社会心理の変化」「行動心理学のポイント」「効果的なコミュニケーション」といったテーマの下、聴講者同士でコミュニケーションを取ることを促しながら解説を進めた。「良い姿勢で弱音を吐くのは難しいなど、姿勢と言葉はつながっている」「自分自身をハッピーにするためにセルフケアは重要で、手を洗うと記憶を洗い流せて心がすっきりするなど、ネガティブな心をリセットする行動を認識しておく」とアドバイスしつつ「買い物、外食を増やしたいという人が増えており、専門家の価値と可能性が大きくなるのでは。気に入ったからには費用を払うという意識の高まり、自分への投資の増加でプレミアム消費型の消費スタイルが増えており、化粧品も期待できる」と分析した。

 第2部「式典」では津村昌秀理事長(和歌山)があいさつ。「前期の第25期は改革の一環として、従来の10月から9月という事業年度を1月から12月に改正した最初の期だったが、無事に決算を迎えられた。新たな編成の運営委員会についても、コロナ禍の影響を受けつつも特別推奨品の目標達成、PB商品の発売、IT環境の充実などの成果を残すことができた」とし「コロナ禍では専門店の強みである『触れる』ことが制限され、厳しい状況だったため、各都道府県粧協の財政支援を最優先に考え、2期続けて赤字決算となったが、直近の期では黒字に転換した。未曽有の危機を乗り越えた組合員の皆様、支援してくれた関係メーカー各位に敬意を表したい」と呼び掛けた。


(詳細は「日用品化粧品新聞」3月18日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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