【クレハ】2025年度販売方針説明会実施

クレハは2月5日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイに家庭用品の販売代理店を招き「NEWクレラップ・キチントさん 2025年度販売方針説明会」を実施した。
冒頭、あいさつに立った小林豊社長は「社長就任以来、2022年度までの10年間は増収増益を続けてきたが、23年度、24年度と2年続きの減収減益となった。試練の時期と捉えているが、今後は全ての事業においてトップブランドを目指すとの方針を打ち出した。家庭用品もそうした考えで進んでいきたい。ラップ市場は、特に縮小しているとは言えず、あるデータによれば10数年は増加が続くとの解析もある。販売、広告・宣伝、商品開発など全てを大きく転換して、シェアアップを目指したい」と意気込みを示した。
続いて、木田淳執行役員包装材事業部長が登壇、25年度の販売方針を説明した。「事業活動を行う上で、何を目指すか、どう行動するかが曖昧になっていた。クレハは変わります、ということをまずはお伝えしたい」(木田事業部長)として、25年度のスローガンを「Rechallenge、やってみようクレハ。」としたことを紹介すると共に、顧客価値の創造と価値共創の実現、代理店や量販店から一番最初に相談されるポジションの獲得をビジョンとして掲げた。また、各カテゴリーの市場動向を紹介した上で、25年度の事業目標として各アイテムのシェアアップを目指す考え。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)