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【全卸連】第52回総会 行政との連携などを推進

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【全卸連】第52回総会 行政との連携などを推進

「卸が繋ぐ、共栄の未来」に向けての施策を発表

 全国化粧品日用品卸連合会(全卸連)は5月12日、東京都千代田区の経団連会館で、第52回通常総会を行った。当日は、全国の組合員並びに賛助会員ら関係者計198人が出席、今年度のスローガンに掲げた「卸が繋ぐ、共栄の未来」の下、卸が主体性を持って製配共栄の未来をつくるという気概を示した。
 冒頭、森友由会長(森友通商)があいさつに立ち、スローガンの「卸が繋ぐ、共栄の未来」と、五つの指針(卸の地位を向上させる、製配販対等の精神を共有する、共存共栄に根差して活動する、業界として国民生活に貢献する、過去と未来を繋ぐ活動を推進する)に触れ「卸は製と販の間にあって黒子的な存在だが、社会に果たす役割は決して小さなものではない。卸が存在すればこそ、商品が全国津々浦々まで行きわたり各地の生活者の暮らしを支えることができる」と卸の役割の重要性について述べ「卸が気概をもって主体的に己の役割を果たしていく。そのような思いを込めてスローガンの主語を『卸』にした」と述べた。また「目指すべき未来として『共栄の未来』を掲げた。製配販の皆さんと共に発展していく共栄こそが目指すべき姿と感じている。スローガンは家を建てるときの基礎のようなもの。基礎がしっかりしていれば、多少の地震が起きても揺らぐことはない。スローガンが言葉だけで終わらないよう、行動と実践を通じてしっかりと体現していきたい」と力強く語った。その言葉通り、最近では経済産業省や厚生労働省、公正取引委員会など行政との連携を強化していることを紹介。「優越的地位の濫用」や「中東情勢に伴う原料調達の課題」に関し賛助会員であるメーカーへのヒアリングなどを実施し、その結果を行政と共有。「メーカー様の課題を解決することによって業界の総資産が拡大し、結果として我々卸もその恩恵を受けることができると考えている」と述べた。
 更に、今年が昭和100年に当たることに触れ「『GRIT』(グリット)という言葉があるが、さぞ最先端の概念かと思いきや『G』はガッツ、『R』はレジリエンスで不屈、『I』はイニシアティブで自発、『T』はテナシティで執念と訳され、これは昭和の気合と根性そのまま。私たちは今、昭和の時代には想定もしていなかったAIを始めとする最先端の技術を使うが、最先端になることが目的ではない点に留意したい。あくまでその先に『共栄の未来』があるかどうか、これこそが本質的な問いではないか」と説いた。
 その後、2025年度事業報告、26年度事業計画を各委員長が報告。今年度の事業計画では、次世代の育成の重要策でもある卸流通アカデミーを年度内に開催、また、昨年度行った情報システム専門委員会のワークショップを継続実施する。
 総会後は懇親会を実施。ライオンの竹森征之社長が乾杯のあいさつに立ち、中東情勢に言及しつつ「よくピンチをチャンスに変えようと言われるが、そんなに甘いものじゃない。しかし大事なことは、それぞれが持ち場で胆力をいかんなく発揮すること。メーカーは付加価値のある商品をつくるだけでなく、世の中や消費者の行動を変える、新たな市場をつくる、というチャレンジをしなくてはならない。そして全卸連さんはいかに効率的に運ぶかだけでなく、ホワイトスペースを見つけ消費者との接点を開拓していく。このようにそれぞれが持ち場で胆力を発揮すること、それを積み重ねることがスローガンである『共栄の未来』につながると確信している」と激励した。

(詳細は「日用品化粧品新聞」5月18日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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