エステーがカイロ市場活性化へ
エステーは9月13日午前10時から、東京都新宿区の本社ビルで「2018秋サーモケア事業戦略」の説明を行った。サーモケア事業部の砂子坂章事業部長らが出席し、カイロの市場動向や販売戦略などについて説明した。
一般用カイロ販売金額300億円推移
同社によると一般用カイロの推計販売金額は近年概ね300億円で推移しているが、気温の影響を受けて変動しやすく、市場拡大のためには新規顧客の開拓や高付加価値化、通年商材化などの戦略が市場全体として重要視されている。
また、冷えに関する同社調査で20～30代の女性の実に約8割が冷えの問題を抱えていることが判明。冷えを感じる部位も手足に続いて下腹部や太もも、脚、腰、尻など広範囲に及び、女性の社会進出が進む中で「下半身が冷えて仕事に集中できない」「冷えによる腹痛が不安」など切実な声も多いという。
