サラヤ 更家悠介社長に聞く「世界の衛生・環境・健康を追求する」

病院・施設での実績・信頼ベースにビジネス拡大
「衛生」「環境」「健康」を中心的な柱として世界的に事業を展開しているサラヤ。より豊かで実りある地球社会の実現を目指して、企業活動の目標にSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れるなど、様々な展開を図っている。同社の更家悠介社長に最近の動きや今後の方向性などについて聞いた。
--このほど、東アフリカ地域で食品衛生事業への取り組みを開始しました。この概要についてお聞きします。
「他の日系企業2社と協働で、フードバリューチェーンを開拓していこうというプロジェクト。コールドチェーンが未発達な現地においては食品の収穫から消費までの間におけるロスの解消が課題となっており、事業を通じて川上から川下までをつなぐフードバリューチェーンの構築を目指している」
--具体的にはどういった活動を行うのでしょうか。
「まず、現地の各漁村を訪問し、魚の種類や漁獲量、実際の物流状況などについて調査する。その上でケニアの漁港からナイロビ市、カンパラ市への輸送テストを実施。海産物はCOTS COTS LTD社の経営する日本料理店で加工、提供される。当社では店舗のキッチンに微酸性電解水生成装置、急速凍結機などの衛生加工機器を導入することで・・・【・・・続きは日用品化粧品新聞でご覧いただけます】