牛乳石鹸が期間限定で「赤箱AWA-YA」オープン
牛乳石鹸共進社は本紙既報の通り、９月15日から24日までの期間、京都市中京区のしまだいギャラリーにおいて、主力商品「カウブランド赤箱」の90周年を記念した期間限定ショップ「赤箱ＡＷＡ−ＹＡ」をオープンした。14日11時からは、関係者を招いた内覧会を実施。近年、赤箱を洗顔に用いる“赤箱女子”が増加しているなど、若い女性の間で赤箱や同社に対する関心が高まっていることを受け、その魅力や世界観を発信するコンテンツをアピールした。
店内では、スタッフが泡立てた“もこもこもちもち”の泡に触れてもらい、触感、泡立ち、香り、洗い流した後のしっとり感を体験できる「赤箱泡パック体験」を始め、体感型のコーナーを数多く設置。平日限定のワークショップとして、“10年後のキレイ”のため、笑顔を通じてより魅力的な表情を手に入れることを目指す「顔ヨガ体験」、彫刻刀などを用いながら牛や花の形に加工して自分だけの石鹸がつくれた「ソープカービング体験」の機会を提供した。
情報拡散を図る仕掛けも随所で実施
ＳＮＳなどで情報拡散を図る仕掛けも随所で実施。近畿大学文化デザイン学科の学生が赤箱をテーマに、ビニールボールを敷き詰めた「フォトジェニックなボールプール」を制作したり、会場内の蔵に歴代パッケージをちりばめながら約２万個の赤箱を展示したりと、“インスタ映え”を意識した会場の演出にも注力した。更には、ハート型や歴代パッケージ入りの赤箱缶、生活雑貨工芸品を扱う中川政七商店とのコラボ品といった赤箱90周年記念グッズの販売、コーヒショップ・サーカスコーヒーとコラボした“泡コーヒー”や、赤箱でも使用しているミルクバターを用いた“うしサブレ”の提供など、ここでしか体験できないものを数多く用意。人気作品「ちびまる子ちゃん」に赤箱が登場していたことを紹介するコーナーなども設けた。
内覧会当日は泡ＰＡＲＴＹと題し、赤箱の泡立て方や洗顔方法、ワークショップの体験に加え、スペシャルゲストにモデルの柴田紗希、ヘアメイクアーティストのＪＩＮＪＩＮ氏を招いてのトークセッションなどを実施した。
マーケティング担当者は「赤箱の“もこもこ”の泡立ちや石鹸のふんわりとした香りを実際に体験してもらいたいという考えで、様々なコンテンツを用意した。平日、休日とも人通りが多く、観光客などもたくさん訪れる場所柄、幅広い人にアピールできれば」と意気込みを示した。
