今年の殺虫剤市況/スタート好調も前年割れで推移

好調なカテゴリーも
今年の殺虫剤市場は、スタートダッシュは好調だったものの、5月以降は苦戦が続き、9月中旬の時点で前年割れとなっている。その理由としてメーカーが口をそろえるのが、記憶にも新しい記録づくしの「猛暑」。どういった状況で今年の市場は推移したのか。苦戦ながらも好調なカテゴリーや業態が見られるなど、これまでとは違う流れも見られ始めている。
前年比8%減で推移
今年1月1日〜9月16日累計の殺虫剤市場は、前年に対して8%減。前々年比では13%減と大きく割れ込んでいる(当社推計)。これまで比較的順調に成長してきた殺虫剤市場だが、昨年も前年比減で、今年は更にそれを上回るマイナスが見られている。 その要因は、やはり【・・・続きは日用品化粧品新聞でご覧いただけます】