【user's VOICE】鼻炎用薬・目薬

寄稿=mitoriz(ミトリズ)。日本初のレシートによる購買証明付き・購買理由データベース「マルチプルID―POS購買理由データPoint of Buy〈ポイント・オブ・バイ、以下POBデータ〉」を有し、月間1000万枚のレシートを収集し、リアル消費者購買データベースとしては提携サイトを含め国内最大級の規模を誇る。
花粉を始めとした季節性のアレルギー症状に伴い需要が高まる「鼻炎用薬・目薬」をテーマに、POB会員を対象にアンケート調査(507人)を実施。その結果、花粉症の自覚がある人は全体で50・9%、男性46・7%、女性54・8%と女性が上回った。花粉症対策アイテムは「マスク」「鼻炎用薬」「目薬」が男女ともに上位に並ぶものの、3項目とも女性の数値が高く、また男性は「何もしていない」が7・8%存在しており、女性の方が対策を講じている様子がうかがえる。
本稿では、レシートデータをもとにドラッグストアにおける2025年の鼻炎用薬と目薬の購買動向を分析する。(レシート分析期間:25年1月~12月、レシート枚数1297万2067枚)。
図表は、投稿レシート情報から鼻炎用薬・目薬の「レシート1000枚あたりの出現傾向」を月別に示したもの。鼻炎用薬は、花粉症シーズンにあたる2月以降に出現数が増加し、3月にかけて急伸した。期間平均比も314・5%と年間で突出しており、季節要因が購買行動に強く反映されていることがうかがえる。
その後、4月にかけて高水準を維持する一方、5月以降は減少し、落ち着いて推移している。一方、目薬は3月が年間で最も高い点は鼻炎用薬と共通するものの、年間を通じて出現数の変動が比較的小さく、安定的に推移している。
アンケートの自由回答でも、花粉症対策として「花粉が飛び始めるころを見計らって早めに鼻炎用薬を飲み始める(40代・女性)」「目薬を常に持ち歩き、鼻炎用薬も朝必ず飲む(30代・女性)」といった声が多くみられた。レシートの出現傾向や自由回答の内容からも、花粉症シーズンを乗り切るうえで、飛散が本格化する前から備え、市販品を活用した対策をする生活者が多いとわかる。
mitoriz RDM本部





