ポーラが新プロジェクトでハンド美容液発売、“失われるものを美しさに変えていく”をコンセプト
資源活用や地域活性、第一次産業の応援などに貢献
ポーラは、新プロジェクト「ＦＲＯＭ ＬＯＳＳ ＴＯ ＢＥＡＵＴＹ」を立ち上げ、その第１弾として、１月20日にハンド美容液「ハンドコンフィチュール」（50ｇ３８５０円）を発売する。これに伴い12月20日に東京都港区のベクトルスタジオＣで発表会を行った。
「ＦＲＯＭ ＬＯＳＳ ＴＯ ＢＥＡＵＴＹ」は、自社の行動指針で人・社会・地球の全てをケアし世界を変えていくという思いを込めた「Ｗｅ Ｃａｒｅ Ｍｏｒｅ.」と、２０２９年に迎える創業１００周年に向けて定めた「サスティナビリティ方針」を実現するために推進。“失われるものを美しさに変えていく”をコンセプトに、本来捨てられてしまう資源を美しさにつながる新しい価値へと転換することで、資源活用や地域活性、第一次産業の応援などに貢献しながら、美しさの可能性を広げて人・社会・地球の未来へとつなげることを目指す。
年に一度の限定生産で国内のみの展開
新たに展開する「ハンドコンフィチュール」は、眠っていた資源を提供する島根県、エキスの効果を分析する島根大学、エキス抽出からプロダクト開発までを担当するポーラという、産官学連携から生まれた。島根県特産のブドウ品種「神紅」の栽培過程で廃棄される葉茎である「副梢」からつくり、ポリフェノールを多く含む美容エキス「シンクエキス」を配合。希少性が非常に高いエキスのため、年に一度の限定生産で国内のみの展開となる。みずみずしいテクスチャーと浸透感にこだわった処方も採用。果物に見立てた粒で、アーモンドオイルを内包したカプセル「メルティカプセル」は伸ばすと肌の上でオイルがとろけ出す。さらっとしたベールを表面にかけて潤いを閉じ込めることで、しっかりと潤いながら表面はさらっとベタつかない感触とし、透明感のある滑らかな手肌に導く。神紅本来の香りにインスパイアされた、アールグレイティーのようなリラックス感のある香りも特徴的だ。
（詳細は「日用品化粧品新聞」1月9日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
