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「美容プラットフォームLIPSの軌跡 第1回」【寄稿】

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「美容プラットフォームLIPSの軌跡 第1回」【寄稿】

 AppBrewが運営する美容クチコミプラットフォーム「LIPS」は「なりたい自分を、もっと自由に。」をコンセプトに、商品の発見から購入、レビューの投稿までシームレスな体験を提供している。本連載ではローンチから6年を迎え、累計1000万ダウンロードを目前に控えた現在までの成長の軌跡をお届けする。

第1回 「LIPS」の誕生とコミュニティの拡大

 創業から1年で五つの新規事業の立ち上げ検証を短期サイクルで行う中で芽吹いたのが「LIPS」。当時は商品データをベースとした情報設計の美容サービスが多く、昨今普及したSNSのように、自分の好きな・関心がある人が発信している=「人ベース」でコスメと出合えたら、という共同創業者の松井の想いが発想の原点だった。この想いが、LIPSの特徴の一つである「コミュニケーションツールとしてのクチコミサービス」の設計に寄与した。

 こうしてLIPSは2017年1月にローンチ。コミュニティは人が人を呼ぶ性質があり、初期の集客には苦戦する傾向がある。テストユーザーに口コミを投稿してもらいながら試行錯誤を重ね、その末に辿り着いたのがタイアップ黎明期のユーチューブだった。美容系ユーチューバーのファン層との相性の良さを仮説立てし、「みきぽん」の愛称で親しまれている、かわにしみきさんなどエンゲージメントが高いタレントに的を絞り、当時社員3人のみだった会社で、残りの資金の半分に近い額を投資する意思決定をした。

 結果、親和性の高いユーザーが一気に流入、伸び悩んでいた集客の壁を超えて雪だるま式にコミュニティが拡大。想像以上の結果に驚きつつ、その勢いを殺すまいと更なる投資のための資金集めに奔走した。こうして集まったインフルエンサーのファン同士の交流が、LIPS内で独自文化を形成したこともその後の成功理由の一つとなる。

【追加P】LIPS追加画像.jpg
















2017年10月21日にAppStore無料総合ランキング1位を獲得



 このような施策が功を奏し、ローンチからわずか9カ月で30万ダウンロードを達成し、AppStoreの無料総合ランキング1位を獲得。更に各ブランドにヒアリングを行い、18年初頭に初めての広告商品であるサンプリングキャンペーンをリリース。これはユーザーからの反響もよく、ビジネスとして成立する確信を強めていく。(AppBrew代表 深澤雄太)

(詳細は「日用品化粧品新聞」1月9日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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