丸住製紙「eminas」に新展開、万能ペーパーふきんやキッチンペーパー投入
昨春に初の商品（ウェットティッシュ）を小売店に販売開始
新聞用紙や出版用紙、印刷用紙などの分野で高い取り扱い実績を持つ丸住製紙。２０２１年11月に衛生用品の一般消費者・家庭向けブランド「ｅｍｉｎａｓ（エミナス）」を立ち上げ、昨春に初の商品（ウェットティッシュ）を小売店に販売開始した。
今年４月には、本社を置く愛媛県四国中央市の大江工場において、約90億円を投資した衛生用紙抄紙機と加工設備を稼働。衛生用紙市場では後発ながら、グラフィック分野で培ってきた優れた技術力や、製紙メーカーでも数少ない国内プラントの所有といった利点を生かし、市場での存在感を徐々に強めている。
「コンパクトタイプ」「ワイドタイプ」をメインに展開
ウェットティシュに対する消費者の不満点の解消目指す
ウェットティシュ「ｅｍｉｎａｓ」は「レギュラータイプ」（ノンアルコール・アルコール各60枚入）、「コンパクトタイプ」（同各40枚入）、「ワイドタイプ」（アルコール40枚入）をメインに展開。更に「ポケットタイプ」やシンプルなパッケージの「プレーンデザイン」をそろえる。どれも、先行商品との差別化を図るため、消費者のウェットティシュに対する不満点の解消を目指し、シートの「乾燥のしにくさ」「引き出しやすさ」「厚さ」「滑らかさ」を追求した品質としている。
また、汚れをしっかり拭き取る六角形のエンボス加工の「ハニカムシート」や、ペットがいても安心して使える処方で、飼い主の購買意欲を喚起するような「肉球エンボス」を施した「ペット用」を発売している。
（詳細は「日用品化粧品新聞」8月14日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
