【ライオン】新ブランド「OCH-TUNE(オクチューン)」披露

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　ライオンは、今春発売する新商品を取引関係者らに直接紹介する「ライオン春のプレゼンテーション」を全国6会場で実施している。1月23、24日には、東京都目黒区のウェスティンホテル東京で行い、約600人の卸売業・小売業関係者に各アイテムの特長をアピールした。

　会場内は、オーラルケア、衣料用洗剤、柔軟剤、薬品の四つのゾーンに分け、それぞれのブランド担当者が動画やパネル、実物を用いて付加価値のポイントや宣伝販促策などを紹介。中でも、今春の大型商品として位置付ける、ハミガキ・ハブラシ・マウスウォッシュをそろえた新オーラルケアブランド「ＯＣＨ―ＴＵＮＥ（オクチューン）」（4月4日発売）の紹介に力を入れた。

　「ＯＣＨ―ＴＵＮＥ」については、ゾーンの見学に先立ち、ヘルス＆ホームケア事業本部の大塩繁生オーラルケア事業部長が開発背景や発売の狙いなどを説明した。昨年のオーラルケア市場は約3400億円で、順調に推移しているものの、成長率は近年鈍化しており、新たなアプローチによる開拓が必要と判断。その策の一つが、全体の25％存在すると分析する、口の悩みごとがあまりなく、商品選びに基準が無い層の取り込み。そのための提案として「ＯＣＨ―ＴＵＮＥ」では“体感設計”に基づき、瞬間・爽快・さっぱり系の「ＦＡＳＴ」、ゆったり・穏やか・しっとり系の「ＳＬＯＷ」の2種類を用意。歯周病や知覚過敏といった「症状」ではなく、自分の「スタイル」に合った使用感を選ぶ環境を提供する。

　ハミガキにおいては「ＦＡＳＴ」は“てきぱき”“効率的”派に向け、泡が口内で素早くブクブクと大量に広がり、スカッとリフレッシュできる香味を採用。泡立ちの早さは既存の「クリニカアドバンテージ」の2・7倍という。

　一方「ＳＬＯＷ」は“じっくり”“丁寧”派に向け、泡が口内で徐々にモコモコと少量で広がり、上質でリラックスできる香味を採用。同じく「クリニカアドバンテージ」の6・3倍の泡の密着性を実現した。

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