ポーラ｢B.A｣"水ハリ艶”に導くリキッドファンデーションなど来春発売
スキンケアとラスティング効果を両立
ポーラは来年３月１日、「Ｂ．Ａ」から、日中の肌環境を利用して“水ハリ艶”に導く「リキッドファンデーション」（６色各30ml１万２１００円）、「デイセラムリキッド」（30ml９９００円）、潤いと発色が長時間持続する「リキッドルージュセラム」（４色各７・９ml５７２０円）を発売する。これに伴い11月17日、オンライン発表会を実施した。
みずみずしい感触で肌に溶け込むような付け心地の「リキッドファンデーション」は、濃密なのにすっと伸び広がるアイテム。肌内部はローションをたたえた潤い、肌表面は涼やかでサラッと心地よさが続くことを目指した。開発に当たっては、細かい穴をたくさん持つ多孔構造で、水分を吸収しながらも表面がサラサラとする珪藻土に着目。特許出願中の技術であり、粉体を使ってオイルの中に水分を分散させる「パウダーエマルション設計」を用いている。粉体が美容成分を包み込み、肌に美容成分を届けながら、エマルションの中で水分が揮発し空洞になった多孔構造に余分な皮脂を取り込めるもので、その結果、高いスキンケア効果とラスティング効果を両立し、時間がたってもくすまず、表面がサラサラなのでマスクなどへの付着を防ぐ。粉体がつくる多孔構造により光を散乱し、仕上がりはソフトフォーカス効果を実現。凹凸、色ムラに加え、くすみも自然にカバーする。
“過酷な環境”も味方につける
化粧下地「デイセラムリキッド」は、リキッドファンデーションと同様、強い紫外線や大気汚染、エアコンによる乾燥、暑さなど肌の置かれている環境が過酷なことに着目し、汗、皮脂により強固な膜を形成することで、化粧持ち効果や透明感をアップさせる新処方「ラスティングゲル設計」を採用している。
「リキッドルージュセラム」は、発色が長時間続くというポイントメイクながらスキンケア効果で唇も育む一品。開発に当たっては、真皮直下に唇の土台となる「口輪筋」が大きな体積を占めており、加齢と共に口輪筋にある筋繊維の割合が減少してしまうことに着目。唇のボリュームアップにつながるオリジナル複合成分「ＬＳロスマ」などを配合し、血色感を向上しふっくらとした唇に導く。
（詳細は「日用品化粧品新聞」11月22日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で）
