コーセー「雪肌粋」が6年ぶりに薬用ブランドとして刷新、存在感確立と継続者獲得へ

「雪のような透明感」を体験できるよう高保湿タイプに変更
コーセーは、セブン&アイ・ホールディングスと共同開発し販売している和漢植物エキス配合スキンケアブランド「雪肌粋」を6年ぶりに刷新、ハトムギエキスなどの和漢植物エキスに肌荒れ防止有効成分や美白有効成分を配合し、薬用ブランドとした。4月25日からは医薬部外品8品目8品種(350円〜1350円)を全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマルで順次発売している。
開発に当たっては、消費者が化粧品を購入する場が多様化しており、これまで一時的な対応として化粧品を購入する層が大半を占めていたコンビニエンスストアでも、毎日使うアイテムを購入する層が年代を問わず増えているという実態を分析。幅広い年代の顧客層に向け、ブランドコンセプトである「雪のような透明感」を更に体験できるよう、従来の「みずみずしいタイプ」から、保湿型コラーゲンGLを配合した「高保湿タイプ」へと感触を変更し、容量を増やすことで毎日継続して使用してもらいやすい環境を整えた。ニーズに対応した形で刷新し、ブランドの存在感確立と継続愛用者の獲得を目指す。
パッケージはハトムギのイラストと共に実物大の容器写真をデザイン
メイン販路のコンビニエンスストアでユーザー自らが手に取って選ぶことを想定し、パッケージは特徴であるハトムギのイラストと共に実物大の容器写真をデザインした。効能効果や配合成分、使用量の目安など、商品選択に必要な情報を視覚的に分かりやすくアピールしている。環境にも配慮し、プラスチック仕様だったアイテムに紙箱を採用。年間約3トンのプラスチック使用量削減を可能とする。
(詳細は「日用品化粧品新聞」5月2日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)