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サーモスが2023年春夏の新商品発表会、ボトルのパーソナル化に対応

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サーモスが2023年春夏の新商品発表会、ボトルのパーソナル化に対応

 大学教授による魔法瓶構造に関するミニプレスセミナーも実施

 サーモスは2月21日、2023年春夏の新商品として10シリーズ68商品を発売する。これに先立ち2月16日、東京都港区の本社ショールームで春夏新製品プレス発表会を実施。「真空断熱ケータイマグ」や「真空断熱スポーツボトル」「保冷炭酸飲料ボトル」などを中心に紹介した。
 発表会ではブランド戦略課の簑島久男マネージャーが、ブランドのあゆみや売上動向を紹介。マーケティング部商品戦略室企画課の松井美華氏、山田恭平氏がそれぞれ新商品の概要を説明した。合わせて、秀明大学の大山光晴教授による魔法瓶構造に関するミニプレスセミナーも実施。ユーモアあふれる講話で、その仕組みは中学校の理科で習う熱エネルギーが関わっていることなどを語った。

 昨年は猛暑や学校活動の活発化によりスポーツボトルの売り上げが伸長

 20年以降、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛やインバウンド需要の消失などの影響を受け、業界全体としてステンレス製魔法瓶の出荷数は減少している。一方、サーモスは、昨年は猛暑や学校活動の活発化によりスポーツボトルの売り上げが伸び、主力のケータイマグの新製品なども、年間を通じて好調だという。また、自宅で使用するフライパンやタンブラーなどの商品需要も堅調に推移している。
 サーモス史上一番売れている「真空断熱ケータイマグ(JNLシリーズ)」は、12年の発売以来累計出荷本数が2700万本を超える。「環境意識の高まりでマイボトルが再注目されていることから、よりユーザービリティの向上を意識した」(松井氏)製品開発で、毎日ストレスなく使用できるよう、使いやすさや洗いやすさなどにこだわっている。今春はスモークカーキやモーヴピンクなどマットで落ち着きのあるカラーを採用した。(JNL-356=容量0・35?6色/JNL-506=容量0・5?6色/JNL-606=容量0・6?3色/JNL-756=容量0・75?3色、各オープン価格)
 
 (詳細は「日用品化粧品新聞」2月27日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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