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【市場に一閃!!】アルビオン、店頭接客の強み最大化

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【市場に一閃!!】アルビオン、店頭接客の強み最大化
市場で”圧倒的存在感”確立へ

 「中期経営計画2030」を2025年にスタートしたアルビオン。経営戦略グループグループ長も兼務する経営企画部の堀静雄部長(取材時)は「我々の強みを見直して、ぶれることなく高級化粧品市場において圧倒的な存在感を確立するという目標を掲げたもの。高級化粧品ブランドということを今一度、明確にするために、店頭接客というアイデンティティーを最大化するための取り組みを進めることを方針に掲げて推進している」と解説する。
 その中で課題と考え、力を入れているのが認知度向上。ユーザー獲得に向けては従来通り美容部員が商品を説明し、肌で良さを実感してもらうということを中心に据えているものの、商品軸のプロモーションに加えブランド広告を多彩なアプローチで発信している。テレビやSNSメディアなどを活用している他、東京・代官山では10月に、ブランドの世界観やこだわりを体感できるポップアップイベント「ALBION Beauty Tour~透明の国へようこそ~」を実施するなどリアルでの接点も拡充し、既存ユーザーだけでなくこれまで自社商品を使ったことの無かった人に体験してもらえる機会を積極的に創出。「商品に触れてもらえれば良さは伝わると考えているので、いかに店頭に来てもらえるかが重要。そのきっかけをつくるために、様々な施策を展開し、ブランドの認知を高める活動に取り組んでいる」(堀部長)。
 「フラルネ」や「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N」でSnow Manの渡辺翔太をプロモーションに起用していることもその一環で、特に若年世代の店頭誘導に効果が見られ、ユーザー層の拡大につながっているという。
 26年4月から流通チャネルを拡大し「ALBION 公式オンラインストア」をスタートすることも大きなトピックスだ。「あくまでもアルビオンを知ってもらうきっかけ、店舗へ訪れてもらうためのきっかけとしたいので、肌診断やメイク提案、オンライン限定品の展開など、特別なコンテンツは用意しない。後継者の不在などで廃業してしまうお店様があり、そこで商品を購入されていた会員様はどうしたら良いのかという声ももらっており、引き続きアルビオンを使ってもらうチャネルを用意したいという思いもあった」(堀部長)。
 これに関連し1月から、ユーザーの固定化につなげるべく、顧客情報の統一化を図る「ALBION ID」を導入することも新たな施策の一つ。各化粧品専門店のそれぞれに存在していた顧客台帳を共通化することでデータがより蓄積され、きめ細かい商品提案や顧客動向のより詳細な分析につながることが期待される。購入金額などに応じてポイントを付与し、貯まったポイントを店頭で商品と交換できるようにするロイヤルティプログラム「ALBION Beauty Program」も合わせて展開。ポイント利用による商品交換は店頭でのみ可能とし、公式オンラインストアよりも店頭でのポイント付与率を高く設定するなど、あくまでも店舗で接客体験をしてほしいという思いを仕組みに盛り込んでいる。「基本的には全商品とポイント交換が可能なので、ポイントを使って新たな商品を使うきっかけにもつながれば」(堀部長)。

(詳細は「
日用品化粧品新聞」1月1日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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