安定成長の背景に健康志向/オーラルケア市場

単価アップで安定 成長続くハミガキ
2019年の市場規模は、オーラルケア全体で推計約2500億円、各カテゴリーの単価アップが続いていることで前年比2〜3%増で推移している。それぞれに商品の切り口が多様化している一面もあり、新たな提案があれば購買につながるケースが多い。
このうち1000億円近い規模を持つ最大カテゴリーのハミガキは、市場全体並みの伸び率となっているようだ。更に今年1〜4月も、引き続き堅調な伸びを示す。この伸びを支えているのが、500円〜1000円を超える中高価格帯。これが金額面では全体の半分近くを占めるまでに成長。人口減少が続く中にあって、中高年層を中心に需要を拡大しているのが目立つ。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月1日号)