【花王】小杉湯と協働で体験企画実施
花王は、ヘルス＆ビューティーケア領域において、4月17日にプレオープンした東京都渋谷区の東急プラザ原宿「ハラカド」内の銭湯「小杉湯原宿」を運営する小杉湯と協働で、生活者の素肌や素髪を美しく保つための体験企画を行っている。これに先立ち4月15日、記者内覧会を行った。
「ハラカド」は、これまで様々な文化を生み出してきた原宿や神宮前エリアが持つ歴史に加え、ＳＮＳでの発信などで自分なりの表現を行う現代の時代背景を踏まえ「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿文化の創造・体験の場」として開業したもの。同施設の地下1階フロアの一部である「チカイチ」は“意味にあふれる時代だからこそ、意味を全て洗い流して「素」になれる、ほっとできる場にしたい”という思いから「素のまま。そのまま。」をコンセプトに、複数のパートナー企業による体験コーナーを用意。「小杉湯原宿」を中心に、一つの商店街と見立てた内観としている。
創業以来、清潔や清浄文化に根差したモノづくりと企業活動を行う花王は、きれいかつ清潔で気持ち良いお風呂を沸かすことをモットーとした小杉湯の取り組みに賛同。「小杉湯原宿」を通して、清潔と清浄を軸にした体験価値を共に発信していくことを目指す。
その上で、1890年に誕生した初代の「花王石鹸（現花王ホワイト）」をテーマとしたパッケージや看板、ポスターなどの展示物と合わせ、当時の商品の香りをディフューザーで再現したコーナーや、現行品の石鹸「花王ホワイト」を初期の包装紙に包んで発売する企画などを用意。同社の“素”である清潔や清浄文化、歴史の世界を体験できるコンテンツを4月17～5月末までの限定で披露する。
また、年間を通して利用者に商品の魅力を訴求する機会づくりとして「休みながら美しく“休息美容”」をコンセプトとした新ヘアケアアイテム「ｍｅｌｔ（メルト）」を始め、もちもち肌が長続きする“うるおい浸透＆パック処方”が特長の「ビオレ うるおいジェリー」シリーズなどを浴室内及び脱衣所に常設。
更に「ｍｅｌｔ（メルト）」では、4月27日から5月6日までの限定で、銭湯内での商品体験だけでなく、音や泡、感触、香りで様々な感覚に働きかけるブランドの世界観に没入できるオリジナルのコンテンツや購入できる企画も用意する。
