日用品・化粧品・生活用品業界の専門紙

HOME(2022) > 業界ニュース > 企業情報 > 資生堂がファンデでスキンケア提案

業界ニュース

資生堂がファンデでスキンケア提案

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
資生堂がファンデでスキンケア提案

 資生堂は、ファンデーションと薬用スキンケアの融合で新たな市場創造を目指し、素肌まで綺麗にする薬用スキンケア効果、美しい仕上がりを両立させたファンデーションとして「薬用ケアハイブリッドファンデ」を提案する。
 同社によると、女性がファンデーションをつけている時間は年間3500時間に上り、また約6割がファンデーションは肌に良くないというネガティブなイメー ジを持っていたり、あるいは使っていない、使用中止したりしているという。同社ではこれをポジティブに転換させるため、求めるスキンケア効果と、なりたい 仕上がり別に「dプログラム」「HAKU」でファンデーションを投入。今後も各ブランドで「薬用ケアハイブリッドファンデ」を導入していく。

マツコ・デラックス起用しテレビCM

 これに伴い、アンバサダーとしてタレントのマツコ・デラックスを起用し、3月からテレビCM放映、雑誌広告、交通広告、デジタルコミュニケーションを展開している。CM公開に合わせて3月21日午後1時から、東京都中央区の日本橋三井ホールで発表会を開いた。
 発表会では冒頭、資生堂ジャパンの杉山繁和社長があいさつに立ち「これは、資生堂が新たに提案するファンデーション革命。女性がファンデーションをつけている時間をスキンケアに使えるとしたらと発想し、薬用ケアハイブリッドファンデを複数ブランドで展開していく。ファンデーションをつけるのは肌に良いことという意識を広く浸透させていきたい」などと述べ、今後の方向性を示した。次いでクリエティブ本部の富士榮史氏が「薬用ケアハイブリッドファンデ」の概要を説明した。
 テレビCMが上映されたのに続いて、ゲストとしてアンバサダーのマツコが登場。フリーアナウンサーの川田裕美とともにトークショーを繰り広げた。化粧品のCM出演は初めてというマツコは「資生堂さんには新たな気づきをいただいてきたので、今回は本当に光栄です」と喜びを表しつつ「女性たちは決してメークを恐れずに、どんどん綺麗になっていってほしいですね」と語った。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

各種お申し込み・お問い合わせ

CONTACT