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ユニ・チャーム成長戦略共有会実施、高原豪久社長らが全社方針などをアピール

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ユニ・チャーム成長戦略共有会実施、高原豪久社長らが全社方針などをアピール

 グループ一丸となって持続的成長とサステナブルな社会の構築に注力

 ユニ・チャームは12月5日から16日まで、オンラインで「2023年春 ユニ・チャーム成長戦略共有会」を実施している。高原豪久社長が全社方針、渡辺勉上席執行役員ジャパン営業統括本部長が営業本部方針を打ち出した他、来初発売する新商品カテゴリー別にプレゼンテーションし、視聴する流通関係者らにアピールした。

 高原社長は、SDGs達成に貢献するという自社のパーパスについて「グループ一丸となって持続的成長とサステナブルな社会の構築に注力していく」とした上で、不確実な時代が今後も続いても「ポジティブに業界総資産の拡大に取り組んでいく」と述べた。その実現のためには、社員一人一人ひとり、また会社全体が社会に対するパーパスを理解し、共感し、日々の行動に落とし込むことが重要との認識を示した。また、共生社会の実現に向けて、どのような状態でも、その人らしい生活が送れるよう、各自が自立し、ほど良い距離感で、互いにできる方法で支え合う社会になることが求められるとした。またDXについて触れ「デジタル技術の活用で生活者の絶対的価値を創造する」と述べ「ソフィガール」「ソフィ」アプリなどの事例を紹介した。

 〝先手必勝〟で顧客満足へ

 加えて「共振の経営」とはミッションやビジョンを支える価値観の根幹であるとして「最近はパーパスに共感して入社する社員が増えている。パーパスに経営と現場のベクトルを合わせることで組織力を最大化させる。その動機付けとして、毎年の感じを発表しているが、2023年は『先』を選んだ。コロナ禍にあって、当社も慎重になり過ぎてスピードが少し遅くなっているとの危機感がある。この反省に立ち、常に挑戦していきたいという意味を含む。ただし、新年以降も不測の事態はあると考え、仮に後手を踏んだとしても勝ちたいと考えている」と強調した。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」12月12日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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