【花王】「キュレル」ブランドで新事業

花王は、乾燥性敏感肌のためのスキンケアブランド「キュレル」で新事業を開始する。4月4日、肌上に極薄ヴェールをつくる化粧液「キュレル 着る角層ケア〈カートリッジ〉」と専用機器「ヴェールクリエイター」を発売、ブランドの強化を目指す。これに先立ち2月20日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で新事業説明会並びに「ファインファイバーテクノロジー最新研究成果」学会発表報告会を開き、事業の概要などを明らかにした。
会の冒頭、化粧品事業部門グローバルリーディングビジネスグループの山口聡一グループ長が、花王が掲げるグローバル・シャープトップVisionに基づく化粧品分野の戦略を説明し「2024年の新体制として『SENSAI』『フリープラス』と共に『キュレル』を最上位のグローバルリーディングビジネスグループに属することとした。化粧品事業のグローバル化加速をリードするブランドと位置付け、唯一無二のブランド独自性を深耕し、グローバルインフラを強化していく。化粧品事業は、セグメントナンバーワンが集積された事業部門を目指していく。その上でキュレルは、世界一、乾燥性敏感肌に向き合うブランドとして、従来のコアラインだけでは充足しきれない深刻な悩みに対し、今までの常識を覆す圧倒的なQOL向上を可能にする」と述べ、ブランドの成長と事業の推進に自信を示した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)