王子ネピアがダチョウの抗体配合した除菌ウェットティシュ

ダチョウの世界的権威と共同開発
王子ネピアは、オンラインショップ「nepia銀座店」で、ダチョウ研究の世界的権威である京都府立大学の塚本康浩学長と共同開発した「ネピア ダチョウ抗体配合除菌ウエットティシュ アルコールタイプ」(本体70枚、詰替用70枚、携帯用20枚入、オープン価格)を発売している。 無害化された抗原の一部をダチョウに投与することで、ダチョウの体内に抗体がつくられ、次にダチョウが産んだ卵から抗体を抽出・精製することで、ダチョウ抗体液が完成。そのダチョウ抗体液をウェットティシュに配合したもので、配合したダチョウ抗体は、物品に付着した抗原を吸着するというオリジナリティーあふれる特長を持つ。
ダチョウの抗体は独自性のある除菌効果を発揮
ティシュのシートは、厚手のメッシュ仕様で、メッシュ部分で汚れを取り込み、しっかり拭き取る。99%除菌のアルコールタイプで、食卓やキッチンまわり、ドアノブなど菌の付着が気になるところに使用できる。 新型コロナウイルス感染症の影響による衛生意識の高まりから、2020度の除菌ウェットティシュ市場は、前年比50%増と伸長が著しい。消費者調査では、約7割の人が新型コロナウイルス感染症対策のため除菌や消毒をするようになったと回答し、そのうち約6割が除菌・消毒をする際にアルコールタイプの除菌シートを使っていることが分かっている。そういった実態を背景に、新たな付加価値を浸透させることで、市場の更なる拡大に貢献していく考え。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月7日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)