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衣類用洗剤・柔軟剤市場の今 高まる清潔意識伸びる需要

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衣類用洗剤・柔軟剤市場の今 高まる清潔意識伸びる需要

 店頭の動きも活発化
 外出自粛、在宅増加の影響がハウスホールド分野にも引き続き色濃く表れている。中心的な衣料用洗剤、柔軟仕上げ剤などは堅調な動きを見せており、生活者の清潔意識、衛生 意識、また行動の変化が製品の販売につながっていると見られる。日用品業界でも最大ボリュームを持つ衣料用洗剤の動きを追う。  コロナ禍で統計上の動きが乱高下するカテゴリーが少なくない中、衣料用洗剤は一時的に若干の減少を見たものの、概ね安定した動きを示している。経産省の販売統計を時系列で見てみると、2020年1〜12月の実績は前年比で数量5%減、金額3%減で着地している。その前の19年は数量9%増、金額7%増と伸びていたが、大型新製品が相次ぎ登場したことに加え、平均気温が例年より高く、猛暑であったこともプラスに作用した。  20年の動きについてメーカーでは「前年の反動もあるが、外出しないことで洗濯物が相対的に少なくなった時期があり、洗剤の需要に響いた。小売店での買い物が制限されたことで、多少はリピートまでの購入が長くなったこともある」コロナ禍に関連する要因を分析している。ただし、液体洗剤については全体で金額1%増、主力の中性は横ばいで推移しており、需要そのものが減っているわけではない。
 液体洗剤が拡大、柔軟剤は復調傾向
 今年に入ると、本来の需要に戻るかのような動きが顕著になった。1〜3月の時点で、もともとダウントレンドの粉末は前年割れが続くも、液体は数量9%増、金額10%増と、一昨年にも増して上昇している。20年には前年の半分以下に縮小した中性以外の製品は復調が見られる。洗剤との併用率が高い柔軟仕上げ剤も同様の傾向にある。20年は数量5%減、金額4%減だったものが、21年1〜3月に2%増、1%増で推移。着実な回復基調にあると言える。  なお、3月単月で見た場合、液体は数量6%増、金額12%増となった。この動きは4月以降も継続しているとみられる。昨年はこの時期にハンドソープや除菌・消毒関連品の動きがピークを迎え、今年に入って反動がきているが、それとは対照的に成長しているのは「それまで以上に清潔・衛生に気を使う人が増え、これに伴い洗濯回数、頻度も高まる傾向にある」(メーカー担当者)ことが背景にある。  それを裏付けるように、詰替用製品の伸びも顕著で、より大容量のものほど動きが良い。最近の新製品は詰替用を容量別、詰め替え回数別などで複数用意するケースが多く、ホームセンターなど大型売り場を持つ業態に向けた専用品も特大サイズが中心だ。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月7日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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