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【注目の新アイテム】コーセーコスメポート「ビオリス ボタニカル」刷新〝サロン帰りのうるツヤ髪へ〟

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【注目の新アイテム】コーセーコスメポート「ビオリス ボタニカル」刷新〝サロン帰りのうるツヤ髪へ〟

 髪の潤いとツヤを最大限に引き出す

 植物生まれの優しい使い心地にこだわったボタニカルヘアケアシリーズとして、2018年に誕生したコーセーコスメポートの「ビオリス」。8月22日には、ブランドの中核シリーズである「ビオリス ボタニカル」がリニューアルし、更なるパワーアップを遂げる。
 濃厚ボタニカル成分による水分パック効果
 新たな「ビオリス ボタニカル」のコンセプトは“サロン帰りのうるツヤ髪へ”。「ローズマリーウォーター」や「オーガニック認証アルガンオイル」を始めとした濃厚ボタニカル成分や、保水力にすぐれた「サクラン」「シロキクラゲ」を配合した水分パック効果で、髪の潤いとツヤを最大限に引き出すことを狙った。更に美容系ユーチューバーによる発信などの影響で、スキンケア同様、配合成分を気にする人が増えたことなどを考慮し、刺激が強いととらえられているサルフェートやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどを用いずに植物由来のタウリン系、アミノ酸系洗浄成分を使用して、“やさしい洗いごこち”にも配慮。アイテムごとに異なるボタニカル由来の補修成分(オリーブ脂肪酸エチル・加水分解ダイズタンパク・アミノ酸誘導体)を配合し、根元から毛先までまとまりをもたらすこともポイントだ。
 商品開発部商品企画四課の渡辺清子課長は「高価格帯シャンプーを中心に人気を集めている『保水』にこだわりました。髪のダメージの主な要因は潤い不足で、パサつきや枝毛、切れ毛につながりますので、髪に潤いを閉じ込める『水分パック効果』をブランドの軸に置いています」と狙いを明かす。小さい子供のいる“ママ世代”への訴求も強めていく考えで「これまでよりも幅広い世代を取り込んでいければ」と意気込む。
 ラインアップは、パサついて広がる髪も“しっとりうるツヤ髪”に導く「ディープモイスト」と、パサついてからまる髪も“さらさらうるツヤ髪”に導く「スムース&スリーク」の2種。それぞれでシャンプー、ヘアコンディショナー、トリートメントをそろえる。シャンプーの使用時には「みずみずしくはじけるようなフレッシュアップル&ピオニーの香り」、ヘアコンディショナー及びトリートメントの使用時には「優雅に心地良く寄り添うグリーンアップル&ゼラニウムの香り」が漂うことも新たなアプローチ。異なる香りをペアリングし、バスタイムを楽しく演出する。

 新垣結衣を起用し積極的に販促展開を推進

 キューティクル引き締め“超さらっさら”
 スペシャルケア品も充実する。洗い流すトリートメントの「ウォータートリートメント」は内部結合が壊れたダメージ毛も〝瞬感補修〟する一品。髪に直接塗布し、保湿成分を豊富に含んだ透明な液がとろっとした感触に変わるという使用感もユニークで、水分補給&キープに加え、キューティクルを引き締めて“超さらっさら”な髪を実現する。ヘアコンディショナーなどの前に使うことで相乗効果をもたらし、毛先までツヤ髪に導く「導入美容液トリートメント」として提案。より多くのユーザーに使ってもらえるよう手頃な価格帯ということも意識した部分で、シャンプー、トリートメントなどと併用し、プラスオンにつながる商材として期待も大きい。
 「ポイントへアスティック」は液含みが良く、からまりにくい大きめの“やわらかブラシ”を採用し、手を汚さずにサッとひと塗りで前髪、アホ毛、おくれ毛などをナチュラルにキープできる。持ち運び時に気分が上がるようピンクを基調とした可愛らしいデザインにもこだわった。「明るめのヘアカラーやブリーチなどに挑戦して髪の傷みが気になる人が増えたり、マスクの呼気で前髪が崩れたりと、マスク生活はヘアケアにも影響を与えており、新アイテムを提案することで悩みに対応できれば」(渡辺課長)と、更なる市場拡大に貢献していく構えだ。
 新垣結衣起用しテレビCMなど積極展開
 ブランド既存品同様、新垣結衣を起用し積極的に販促展開を推進。過去最大量の投下を予定するテレビCMを始め、SNSで植物の力を活用したナチュラルな世界観を発信しつつサンプリングなども行って、幅広いユーザーとの接触機会の拡大に努めていく。ブランド事業部企画一課の大森雄貴氏は「シャンプーだけでなくスペシャルケア品の発信にも力を入れて、反響を生む施策と店頭展開を実現したい」と意欲を見せる。
 本体ボトル・詰め替えパウチともに、樹脂の使用量を削減した上、再生PETを使用するなど、サステナブル活動にも力を入れる同ブランド。売り上げの一部を寄付し、植樹活動への支援を行う「BIOLISS PEACEFUL GREENプロジェクト」を昨年1月に立ち上げるなど、目立つ動きを見せている。今年5月に山梨県南アルプス市とユネスコエコパークパートナー協定を締結したこともその一環で「自然保護につながる取り組みを長期的に続けていければ」(大森氏)と、今後の動向にも注目が集まる。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月15日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で
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