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【user's VOICE】レシートから分析するホームセンター販売状況(寄稿)

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【user's VOICE】レシートから分析するホームセンター販売状況(寄稿)

 購入金額がコロナ前より上昇

 新型コロナ感染拡大による外出自粛や巣ごもり需要による特需は、スーパーやドラッグストアの他、ホームセンター(以下HC)において日用品だけでなく、DIYやガーデニング用品など需要を増やしている。新型コロナ感染拡大前後のホームセンター利用者の購入状況を、HC大手2社のカインズ、コーナン及びドラッグストア(以下Dgs)全体平均を比較対象として当社独自に収集するPOB(マルチプルIDーPOS購買理由データPoint of Buy)会員のレシートから分析した。
 まず感染拡大前の20年1〜3月と、感染拡大後の7〜9月の購入状況は、購入点数3点〜5点で大きな差は無いが、購入金額は、カインズ1947円→2432円(485円アップ)、コーナン11261円→1652円(391円アップ)に増加し、ドラッグストア全体の1277円を上回った。一般的にDgsよりもHCは来店頻度が低いため、まとめ買いにより1回の買い物金額が高い傾向があるが、コロナ禍によりHCの需要が高まっていたことがデータで明らかとなった。また、当社のPOB会員の年齢層が、40代~50代が中心であることに特性を受けているため参考データとなるが、カインズとコーナンの利用者の変化は、両社共通して20年1〜3月と7〜9月の比較では、男女ともに30代以下が増加しており、またカインズでは40代男性の増加傾向が見られた。コロナ禍が追い風となり、今までホームセンターで買い物をしたことがない人や、あまり行く習慣がなかった人の来店機会が増え、若年層の利用を取り込んでいることがうかがえる。

 ドラッグストアよりまとめ買い需要が鮮明に

 様HCに感じる特長やメリットを聞くと「品ぞろえ・安さ」だけではなく「欲しい商品が必ずある・見つけやすい」「商品や専門知識のある店員がいる」といった声が多く挙がった。ライフスタイルを豊かにするため質の高い商品やサービスを提供し続けることが、コロナ禍で増えた新規顧客をロイヤルカスタマーとして引き込み、成長していくための有効な施策であると言えそうだ。(ソフトブレーン・フィールドPOB事業部)(詳細は「日用品化粧品新聞」2月8日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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