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ファイントゥデイが新キャンペーン開始、医療用ウィッグとヘアドネーションを訴求

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ファイントゥデイが新キャンペーン開始、医療用ウィッグとヘアドネーションを訴求

 ツイッターキャンペーンを始め、ワークショップなどを予定

 ファイントゥデイは7月3日、ヘアケアブランド「フィーノ」を通じ取り組んできた医療用ウィッグに関するプログラム「HAIR TOUCH YOU のばせば届く。」の一貫として「#髪からはじまるちょっといいこと」キャンペーンを開始した。これに先立ち6月27日、東京都中央区のビジョンセンター東京京橋でメディア向けセミナーを開き、内容や活動の意図などを説明した。
 キャンペーンは日常の中で少し手を伸ばせば届く「ちょっといいことをしたい」という思いを後押しし、医療用ウィッグとヘアドネーションへの関心と認知を広げていくのが目的。ツイッターキャンペーンを始め、小学生親子を対象としたワークショップ、体験型オープンイベントなどを予定している。

 ヘアドネーションや医療用ウィッグの現状、課題を説明

 セミナーでは、赤阪裕実ブランドPRマネージャーが「フィーノ」ブランド及びブログラムの概要を紹介したのに続き、NPO法人「全国福祉理美容師養成協会(ふくりび)」の赤木勝幸理事長がヘアドネーションや医療用ウィッグの現状、課題を説明。「癌などによる外見変化に対しケアするアピアランスサポートの効果検証や啓発が必要で、医療用ウィッグ自体も大人用には対応できておらず、原料となる髪の毛も不足している。費用は高価で値上げも続き、負担が重い」(赤木理事長)と課題を挙げる一方、ヘアカラーやパーマができて流行のスタイルも可能であるなど、ニーズは高いと述べたつつ、ウィッグの実物を手に「なるべく多くの方々に現状や取り組みを理解していただき、少しでも関心を示していただければ」と呼び掛けた。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」7月3日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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