資生堂が「資生堂女性研究者サイエンスグラント」授賞式を実施、自然科学研究へ助成金提供

受賞者の研究活動やキャリア形成のサポートにも
資生堂は、女性研究者への助成を通じて支援する社会貢献活動「資生堂女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者10人を選出した。これに伴い7月6日 、横浜市西区資生堂グローバルイノベーションセンターで授賞式を行った。
自然科学分野の研究テーマを対象としたもので、毎年最大10人に各100万円の助成金を提供。女性研究者として出産・育児等のライフイベントと研究活動を両立するための環境整備にも柔軟に活用できるのに加え、グラントを通じた受賞者同士の交流や共同研究は、受賞者の研究活動やキャリア形成のサポートにもつながるとされている。
過去の受賞者や各大学や研究機関の研究者らもお祝いと交流のため出席
今年のテーマを「サステナブルな社会の実現を目指した女性研究者同士のネットワーク構築」とした授賞式には、受賞者の他、過去の受賞者や各大学や研究機関の研究者らもお祝いと交流のため出席し、華を添えた。冒頭、鈴木ゆかり常務チーフD&Iオフィサーがあいさつを述べたのに続き、岡部義昭常務チーフイノベーションオフィサーが受賞者一人ひとりに受賞盾を手渡した。これに応える形で受賞者を代表して東京理科大学創域理工学部生命生物化学課の萩原昭准教授が御礼を兼ねあいさつを述べた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」7月17日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)