花王が2024年度方針説明会を実施
よきモノづくりの姿勢改めて強調
花王は11月22日、東京都港区の東京ミッドタウン六本木で2024年度の方針説明会を行った。長谷部佳宏社長、西口徹専務、花王グループカスタマーマーケティングの中尾良雄社長、更にはファブリックケア、スキンケア事業部の担当者らが経営の方向性や経営方針と新たな取り組みの概要などについて説明した。
長谷部社長はまず、商品を直販展開する39の国と地域のうち、主要国でもある日本について、2023年の高齢化率が29%と世界でも群を抜いて進行していること、医療費も46兆円で、GDPに対する割合が8%と世界で4番目に高いこと、更に、名目賃金の推移が、他の先進国はこの20年軒並み上がっているのに対し、日本は全く上がっていないこと、また、消費者物価指数も同様であることなど、日本の危機的状況を説明した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」11月27日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)