フマキラー2023年4〜9月期決算 7・4%増収

殺虫剤が国内外で成長
フマキラーの2023年4~9月期決算は、売上高が前年同期比7・4%増の370億9000万円だった。主力の殺虫剤は、外出機会増加に伴う国内売り上げの拡大、底堅い需要に円安効果が加わった海外売り上げの好調さが寄与し増収となり、家庭用品、園芸用品のマイナスを補った。利益面では原材料価格が想定以上に上昇し、値上げによる粗利確保を図るも吸収しきれず期初計画を下回った。
決算発表に当たり、12月7日にオンラインで説明会を実施した。
殺虫剤部門の売上高は10・3%増。前述の通り国内は拡大傾向で5・6%増となり、海外では主力のインドネシア、イタリアが現地通貨ベースで前期を上回ったことに加えて円安の影響を受けて、12・3%増と成長した。