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【コアレックス信栄】渋谷区と防災協定締結、災害時に紙製品など供給

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【コアレックス信栄】渋谷区と防災協定締結、災害時に紙製品など供給
能登半島地震では最も早い物資支援実現

 コアレックス信栄は9月5日、東京都渋谷区の渋谷区役所で、同区と「災害時における紙製品等の供給協力に関する協定」に関する締結式を実施、黒﨑暁社長、長谷部健区長らが出席した。 

 協定内容は、災害が発生した際、区の要請に基づき、トイレットペーパーやティシュ、ハンドタオルなどの紙製品を区内の避難所などに供給する。

 締結式であいさつに立った長谷部区長は「近年、予測できない大地震への備えを平時から十分にしておくことが、より一層重要になってきた。渋谷区としても各避難所に一定数の物資をストックしているが、長期化などによって避難所の物資のみでは、運営が困難になることもある。また、保管スペースにも課題がある。そのため、今回のような協力関係が構築できたことは非常に喜ばしい。コアレックス様は、地域貢献への姿勢を大事にしているし、また、資源保護に寄り添った商品開発を追求している。行政と連携した防災への取り組みにも力を入れるなど、渋谷区としても心強い存在である」と述べた。

 また、黒﨑社長は「当社グループは、北海道、静岡、大阪、兵庫、九州を結ぶ全国ネットワークがある。拠点の静岡が災害にあっても、他の地域から物資を提供できる強みがある。熊本地震の際にも物資を支援したが、経産省から『熊本のどこに支援してください』という話があってから動いては遅い。能登半島地震では、取り急ぎ物を大型トラックに積んで走らせた。今は携帯電話などで走りながら指示のやり取りができる。結果として、経産省が出す支援物資の名目の中で、当社が最も早く物資を届けることができた。地域に貢献できることは今後も進めていきたいと思っている」と述べた。


(詳細は「日用品化粧品新聞」9月16日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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