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【アイスタイル24年7~12月期】22%増収、各利益も大幅増

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【アイスタイル24年7~12月期】22%増収、各利益も大幅増
マーケティング支援事業など好調で増益も

 アイスタイルの2024712月期決算は、@cosmeを基盤とした化粧品ブランド向けサービスが属するマーケティング支援事業及びリテール事業が業績をリードし、売上高は前年同期比220%増の3307200万円だった。また増収効果が大きく、組織体制強化に伴う費用増を吸収して営業利益は758%増の149500万円と伸長した。発表に伴い213日に東京都中央区の日本証券アナリスト協会で説明会を実施し、吉松徹郎会長兼CEO、遠藤宗社長兼COOが概要を説明した。

 事業別に見ると、マーケティング支援事業の売上高は113%増の469100万円。大手だけでなく中堅・新興ブランドとの取引も拡大したことが業績に寄与した。今期よりリテール事業からのライセンス料による利益計上を導入したことに加え、高い限界利益率の事業モデルであることから効率的な利益率向上にもつながり、営業利益も500%増と大幅にプラスとなった。

 化粧品ECサイト・@cosme SHOPPINGや、化粧品専門店・@cosme STOREなど国内小売りサービスから成るリテール事業の売上高は281%増の2553300万円。既存店の成長、12月のスペシャルイベント「@cosme BEAUTY DAY」の成功などが貢献した。利益面では前述のようにマーケティング支援事業へのライセンス料計上があったものの、増収効果で263%増だった。

 海外展開によるグローバル事業の売上高は25%減の205600万円。利益率の高いBtoBの韓国事業が成長し、赤字幅が縮小した。

(詳細は「日用品化粧品新聞」2月24日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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