【ネイチャーラボ】研究開発部門「セルラボ」が最先端のヘアケア処方説明

「モイストダイアン」「マーロ」「ランドリン」「ラボン」などの人気ブランドを扱うネイチャーラボは2月17日、東京都港区の博報堂会議室で、自社の研究開発部門「セルラボ」が開発した、ペプチドをヘアケアに採用したスキンケア発想の新処方「分子レベルリペア処方」の説明会を行った。
セルラボは、国内外の研究チームと共同で開発を推進し、最先端の細胞研究やエビデンスの取れた新規性の高い独自の処方、技術が業界内からも定評を得ており、今回の処方も日本の優れた研究開発力を詰め込んだものとして関心を集めている。
当日は、菱谷圭吾取締役、セルラボの竹岡篤史リーダーが今後のブランドの方向性や処方の詳細を説明した。
「分子レベルリペア処方」は、これまで難しいとされてきた髪のキューティクル内側の深層のケアに着目し、6年をかけて開発したもの。従来のペプチドの8分の1となる極小分子サイズの新成分「ミルクシスルペプチド」を採用し、独自の浸透技術と掛け合わせることで髪の深層への浸透と修復を実現した。
従来、オイルやシリコンを用いた髪のキューティクルを整える「コーティングケア」が一般的で、それでは髪に十分に浸透しないことから、毛髪内部の深層ケアは難しいとされてきた。新処方は、浸透力に長け、蒸発しづらいミルク形状に着目。オイルとペプチドの両方を生かすミルク形状化は機能と使用感のバランス調整の難易度が高いとされてきたが、使用感を維持しながらペプチドをキューティクルの内側の深層まで届ける、髪専用の“深層美容液”として訴求する。
(詳細は「日用品化粧品新聞」3月3日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)