【ピップ「ウエルネスフェスタ」】131社出展

ピップは7月9、10日、東京都大田区の東京流通センターで展示会「ウエルネスフェスタ2025」を行った。昨年より4社増の131メーカーが出展した。今回のテーマは「NEW WELLNESS~新時代の健康にアップデートしよう~」。より豊かな人生を送るためのきっかけとなる情報とアイテムを、自社開発品コーナーの他、ヘルス、シニア、ベビー、コンフォートの四つのカテゴリーで紹介した。前回、テスト的にベビーカテゴリーをメーカーブースと自社のMDブースに分けずに融合した構成を、今回はシニア、コンフォート、ヘルスも全て融合した構成とした。
また、体験コーナーも拡充。ベビーとシニア、コンフォートではそれぞれVRシミュレーションの体験を通して、その後の意識変化、行動変化を促すきっかけづくりを提示した。
ピップ開発品コーナーでは、「ピップエレキバン」の新商品で耳に掛け首すじのコリを集中ケアする「ネックバンド」が話題を集めた。また「“できる”に寄りそう。」をテーマにした介護用品の新ブランド「ソエッテ」を紹介。トイレの排尿シーンに対応した「トイレ汚れ防止パッド」や「こぼれにくい尿器コ・ボレーヌ」、また、衣類が汚れる心配をせずに食事を楽しめる「こぼれにくい食事用エプロン」の3アイテムを披露した。「快適にすごしてほしい」「本人ができることを支えたい」という介護者の思いに応え「できる」を引き出し維持することで介護を受ける人の尊厳と笑顔を守りながら介護者の負担軽減を目指す。今後、従来展開してきた自社の介護商品群を「ソエッテ」ブランドに統一していく。
(詳細は「日用品化粧品新聞」7月21日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)