資生堂 新会社「ファイントゥデイ資生堂」7月稼働

「ツバキ」などパーソナルケア商品のマーケティング販売行う
資生堂は、 CVCキャピタルパートナーズのファンドとの間で共同持株会社を通して出資するパーソナルケア事業の新会社名を「ファイントゥデイ資生堂」とすることを発表した。社長兼CEOには小森哲郎氏が就任する。
新会社は7月1日から稼働を開始、資生堂が国内外で手掛けてきたスキンケアやヘアケアなどのパーソナルケア商品のマーケティング・販売などを行う。
社名は「世界中の人が『今日という日は素晴らしい』と言えるために、美も、心配りも、心躍る発想も込めて、豊かなブランド体験を届ける事を意図した」という。合わせて、シンボルマーク・コーポレートロゴも定めた。今後は、ブランドの育成強化やグローバル展開、DX推進などのイノベーションを加速すると共に、人材・組織への投資を最大化し、業界の更なる発展に寄与できる会社を目指すとしている。
元カネボウ社長の小森哲郎氏が社長就任
社長の小森氏は、1984年にマッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、アスキー、カネボウ(現クラシエホールディングス)、建デポなどで社長、また巴川製紙所、旭テック、ニッセンホールディングスで社外取締役を務めてきた経験を持つ。
新会社が手掛ける主要なブランドは、ツバキ、専科、ウーノ、クユラ、エージーデオ24、シーブリーズ、HG、水分ヘアパック、スーパーマイルド、マシェリなど。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月21日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)