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サンスター「ガム」が付替セット発売で環境負荷低減へ

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サンスター「ガム」が付替セット発売で環境負荷低減へ

 「ガム・デンタルリンス」の本体、付替セットでプラ重量30%削減

 サンスターは10月20日、液体ハミガキ「ガム・デンタルリンス960mL」の本体(ポンプタイプ)と、付替用ボトルのセットを数量限定で発売した。 付替用ボトルは、本体のポンプを付け替えて使うことで、従来品(ポンプタイプ)と比べ、プラスチックの使用量を重量比率で約30%削減できる。  同社は2021年3月、サステナビリティ活動を推進するための環境中長期目標を制定し、国内事業所70%への再生可能電力の導入や、他社と協業した容器回収リサイクル実証実験などの取り組みを行ってきた。今回の商品は、以前から従来品に対してユーザーから挙がっていた「ポンプを捨てるのがもったいない」の声に応えたもので、衛生面、耐久性、安全面に配慮しながら、プラスチック使用量削減可能なボトル開発に至った。更に、セット包装についても従来のプラスチック製の袋から環境に優しいFSC認証紙の紙スリーブに変更し、21年度実績で合計3・4トンのプラスチック量削減を実現しているという。

 レンゴーと共同開発したPOPが賞受賞、プラ削減も

 また、プラスチック使用量削減に向けては、レンゴーと共同開発した「景品付き製首掛けPOP」が「2021日本パッケージングコンテスト」(日本包装技術協会主催)の「POP・店頭販売包装部門賞」を受賞した。 従来、販促活動の一環で「ガム・デンタルリンス」に歯間ブラシを封入したプラスチック袋を付けた製品を販売してきたが、今年1月、プラスチック袋の代わりにFSC森林認証紙を使った紙製POPに切り替えた。それにより、今年度5・6トンのプラスチック削減を見込んでいる。
(詳細は「日用品化粧品新聞」11月8日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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