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資生堂「パーフェクトカバー」リニューアル 外見ケアの説明も

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資生堂「パーフェクトカバー」リニューアル 外見ケアの説明も

 深い肌悩みを持つ人を化粧の力で支援

 資生堂は3月21日、火傷や傷跡など通常の商品ではカバーしにくい深い肌悩みに対応する専用ファンデーション「パーフェクトカバー」(4品目10品種)をリニューアル発売する。これに先立ち3月1日、そうした悩みを持つ人を化粧の力で支援する「資生堂ライフクオリティーメイクアップ」及び「新がん外見ケア情報」の発表会を実施した。
 新製品のうち「パーフェクトカバーファンデーションMC」は、あらゆる肌の色悩みや凹凸をカバーする。従来品より使用性、仕上がりなどを強化したことに加え、がん治療の副作用など特有の肌のくすみもカバーする機能を強化すると共に、色調を追加した。また 「パーフェクトカバーファンデーションVC」は、白斑カバー専用で、従来品より色の調整が簡単かつ手軽に使用できる設計とした。いずれも、より使いやすく、安心で安全な処方に進化。加えて、化粧持ち、マスク・衣服などへの付きにくさを追求した。

 専用施設の開設へと拡大し、QOLの向上を目指す

 発表会では、ダイバーシティー&インクルージョン戦略推進部の本多由紀部長が、同社が化粧を通じ果たしてきた社会貢献活動の歴史を紹介。合わせて資生堂ジャパン美容戦略部の横山加津子マネージャーが、がん外見ケアについて説明した。1956年、戦禍で火傷を負った人向けのカバー専用ファンデーションの発売から始まった活動は、その後も光の技術を応用するなどして様々な肌悩みを自然にカバーできるシリーズを発売、専用施設「資生堂ライフクオリティービューティーセンター」の開設へと拡大し、QOLの向上を目指している。
 医療者との連携も行い、発表会では聖路加国際病院腫瘍内科の北野敦子医幹が「外見ケアの重要性」と題して講演。更に、ダイバーシティー&インクルージョン戦略推進部の村木香織氏と資生堂ヘアメイクアップアーティストの石田美紀氏が、デモンストレーションを交えて新製品の特長や使い方を説明、活動への理解を求めた。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」3月14日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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