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貝印が「いい刃の日」PRイベント実施、刃物の可能性を追求

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貝印が「いい刃の日」PRイベント実施、刃物の可能性を追求


 貝印は「いい刃の日」の11月8日、東京都中央区の観世能楽堂で「アートは問、デザインは解。」PRイベントを実施した。
 冒頭、遠藤浩彰社長兼COOが、例年「いい刃の日」に、未来に向けた自社の取り組みを発信してきたことを紹介。家庭用包丁、爪切り、使い捨てカミソリなど、多彩な刃物製品でトップシェアを誇る自社の使命として、刃物の可能性を追求していることに胸を張った。また、欧米を中心に人気を博す包丁ブランド「旬Shun」が累計出荷1000万丁を突破したこと、包丁ブランド「関孫六」からイベント当日に、機能美と造形美の高いレベルでの融合を追求した最高峰シリーズ「要」を発売したこと、俳優の板垣李光人が考案した筆部分だけ交換できるカートリッジメイクブラシを来春発売すること、11月9日から13日まで銀座蔦屋書店FOAM CONTEMPORARYで様々なアイデアを詰め込んだ製品を展示する「美しきKAI Design展」を実施することなど、各種トピックスにも触れた。


 その後は、次世代の帽子のつくり手を支援するという目的からスタートした帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head—piece Competition」の受賞作品を、Hat&Head—piece designerの日爪ノブキ氏と共に発表。「心地良い感触の切り心地」「洗練されたフォルムの美しさ」など日爪氏の要望を取り入れ、来春に受注生産する縫製ハサミも発表した。
 板垣とゲストとして登場した藤本美貴によるトークセッションも実施。貝印製品を数多く愛用しているという2人は「金属加工のノウハウを生かして、持ち歩けてスタイリッシュで男女が使えるカッサをつくってほしい」(板垣)、「正月に煮しめをつくるときなど、ピーラーや包丁などに大活躍してもらっている」(藤本)と、同社への要望や感謝を述べた。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」11月14日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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