ポーラ・オルビスホールディングスが資生堂と実証実験、使用済みプラ容器を店頭収集

広範囲かつインパクトある取り組みが必要
ポーラ・オルビスホールディングスは4月から資生堂と連携し、新たな循環型プロジェクトとしてプラスチック製容器のリサイクルに向けた実証試験を行うため、使用済みプラスチック製化粧品容器の店頭収集を開始する。「ポーラ・オルビスグループ サステナビリティステートメント」を宣言し、環境について優先すべき喫緊の重要課題と認識して気候変動対策、資源枯渇、廃棄抑制などの取り組みを進める中、自社だけの施策では限界があり、これを一層加速させるためには更に広範囲かつインパクトある取り組みが必要だということから、今回の連携に至ったという。
店舗やSNSを通じた情報発信も実施
実証試験における収集対象品は、ポーラブランド、資生堂ブランドの全ブランド容器のうち、使用済みプラスチック製化粧品容器。横浜市内の百貨店のポーラカウンター、ポーラ ザ ビューティーなどのショップ合計 10 カ所に投函ボックスを設置する。ユーザーと直接コミュニケーションの接点を持つという両社の利点を生かし、自社の企業努力に加えてユーザーへの啓発や協力をあおぐことも進めながらサステナブルな社会の実現へ貢献していくため、店舗やSNSを通じた情報発信も行う。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月20日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)