【第24回JAPANドラッグストアショー開催】9万人超来場
「第24回JAPANドラッグストアショー」(日本チェーンドラッグストア協会〈JACDS〉主催)が8月30日~9月1日、東京ビッグサイトで行われた。今回のテーマは「これからの多様性のある社会に向けたドラッグストアの挑戦~自分にあったセルフメディケーションを探して~」。コロナ禍以降、3回目のリアル開催で、385社1280小間が出展。出展社数は昨年よりも減少したが、来場者数は、計9万7944人。昨年の5万8872人を大きく上回った。独自の提案コーナーも多彩にそろえ、中でも、昨年に続き実施した「フェムケアゾーン」の展開に注力した。
オープニングセレモニー
初日の8月30日午前9時30分から行ったオープニングセレモニーは、JACDSの塚本厚志会長(マツキヨココカラ&カンパニー)、佐藤文則実行委員長(よどや)、また出展社を代表してアース製薬の川端克宜社長CEOがあいさつに立った。
塚本会長は「今年のショーは、佐藤実行委員長や米原まき副実行委員長(廣甚)など、若さあふれる委員会の皆さんにたくさんの知恵を絞ってもらい、来場者に向けて様々な商品や情報、サービスを発信する企画を取りそろえた。この3日間『来場者にとって役立つ内容は何か』を念頭に置いて一般の生活者や、メーカー、卸業者と直にコミュニケーションを取ってもらい、それぞれの事業活動に生かしてほしい。また、来場者一人ひとりが自分自身に合ったセルフケアやセルフメディケーションが見つかるよう、出展社には積極的な情報発信をお願いしたい」と呼び掛けた。
更に「当協会は今年で設立25周年を迎えた。これもひとえに、皆さんによる尽力のおかげであり、業界全体においても、多くの生活者から支持を得られるようになった結果、店舗数が約2万3000店舗、売り上げが10兆円程度と順調に健全な成長を遂げることができた」とし「今後におけるドラッグストアのあり方として、我々はセルフケアやセルフメディケーションの推進を図っていく。街の健康生活拠点として、これからも世界中の皆さんのウェルビーイングに貢献していくことを約束する」と述べた。
記者会見
初日の開会から間もなく行われた記者会見には、塚本会長、佐藤実行委員長始め、根津孝一副会長(ぱぱす)、田中浩幸事務総長、メーカー代表としてアース製薬の川端克宜社長CEO、卸売業代表として大木ヘルスケアホールディングスの松井秀正社長が出席、ショーの概要や来場者見込みなどを説明した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月9日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)