【花王】「アタックZERO」を改良発売

花王は4月6日、衣料用洗剤「アタックZERO」を改良発売する。におい戻りの原因で落としにくかったバイオフィルムを根本洗浄し“無菌レベルの消臭力”を実現した洗剤として訴求する。
発売に先立ち3月18日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で説明会を開き、概要を紹介した。
洗濯時などの嫌なにおい戻りを解決するには、バイオフィルムの除去が有効であることを再確認した上で、バイオフィルムの内部へ浸透して根本的に洗浄する新技術を開発して採用した。従来に比べてバイオフィルムの除去性能が大幅に向上したことで、時間経過と共に蓄積して肥大化したバイオフィルムまで、普通の洗濯1回で除去できるようになった。
説明会では、ファブリックケア事業部の水町直樹ブランドマネジャーが「諦めていたニオイ悩みを根本解決 進化した『新アタックZERO』」と題し、ブランドの位置付けや市場動向、洗濯の実態などを紹介。「家事を楽に行うため、洗濯機への詰め込み洗いや部屋干しが増加、洗濯環境が苛酷になることで汚れ落ち不満、におい悩みにつながっている。におい対策も行われているが、約半数の方は満足していない。そうしたことを背景に商品開発を進め、今回の発売に至った。“まっさらな衣類で新しい1日をはじめよう”とのブランドパーパスに基づき、積極的なコミュニケーション施策で、より高みを目指して展開していきたい」と述べた。(詳細は「日用品化粧品新聞」3月25日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)