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【user's VOICE】入浴剤市場の今を見る

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【user's VOICE】入浴剤市場の今を見る

ロングセラー化するバンダイ「びっくらたまご」

 今回は「入浴剤カテゴリ」の購買データから購買行動を分析した(調査期間=2018年1月〜19年11月、入浴剤のレシート枚数1万4800枚)。  POB(マルチプルID—POS「Point of buy」)会員の購入レシートの商品名から、レシート枚数シェアを分析すると、1位「花王バブ」(25・7%)、2位「バスクリン きき湯(12・8%)」、3位「アース製薬 温泡ONPO」(7・9%)、4位「白元アース HERSバスラボ(5・4%)」となり、6位に「バンダイ びっくらたまご」(3・8%)と続いた。  今回は「バンダイ びっくらたまご」をセレクト。2002年の発売以来、累計販売数1億個を突破している。

「楽しみながらお風呂に入れて」

 「子供がお風呂で遊ぶのにこの商品が欲しいと言った。楽しみながらお風呂に入れて喜んでいる」(30代女性)や「購入予定は無かったが、店内で子供が見つけて購入。買うとお風呂の時間を楽しみにしている」(30代女性)といった、楽しい親子のバスタイムを演出するアイテムとして30代〜40代の子育て世代に購入されていた。    「びっくらたまご」は毎シーズン新しいキャラクターが発売され、豊富な種類から好きなものを選べるだけではなく、入浴剤が溶けたときにフィギュアやおもちゃが出てくる楽しみを味わるのも魅力だ。他にも「勉強を頑張ったご褒美として子供からのリクエスト。ずっと仮面ライダーのこの商品が欲しくて買いにいった」(30代女性)や、「子供のトイレトレーニングのご褒美としてオムツを購入するついでに買っている」(30代女性)など、何か目標を達成したときのご褒美として上手に活用されていることがうかがえた。  

(ソフトブレーン・フィールド 経営企画部 事業開発課)

(詳細は「日用品化粧品新聞」1月10日号)

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