花王「ピュオーラ 超密着ホイップハミガキ」投入

磨くほど濃密なホイップ泡に
花王は10月24日、オーラルケアブランド「ピュオーラ」から、新発想のペーストハミガキ「ピュオーラ 超密着ホイップハミガキ」(医薬部外品、全2種、各85gオープン価格)を全国で発売した。発売に先立ち20日、東京都渋谷区のSpacemarket Loungeで研究技術発表会及び新商品先行体験会を開催した。発表会では、研究開発部門ヒューマンヘルスケア研究所の田力鉄平主任研究員が登壇。本製品に採用された独自の泡形成・密着技術について解説した。従来のハミガキ泡に比べ、へたりにくく垂れにくい「密着率8・2倍」の濃密ホイップ泡が、ハブラシによる磨き残しが多くなりがちな舌や上あごにまで泡が留まり、菌の増殖を抑えるメカニズムを紹介した。
ブランド誕生20周年を迎えたピュオーラの新商品は、磨くたびにペーストが密着力の高い濃密なホイップ泡へと変化し、舌や粘膜についた口臭や歯周病の原因菌まで絡めて落とすのが最大の特徴。3分間歯磨き後の口内被泡率は約91・4%という高いカバー力を実現し、ハブラシが物理的に届きにくい歯間だけでなく、舌や上あごまで泡が行き渡って密着。汚れや口臭・歯周病の原因菌をからめ取って徹底洗浄・殺菌する。
薬用成分には、原因菌を殺菌するCPC(塩化セチルピリジニウム)、抗炎症成分BGA(β―グリチルレチン酸)を同社内最高濃度で配合。更に高濃度フッ素を1455ppm配合した他知覚過敏ケア成分も配合し、トータルな口内環境ケアを叶える。香味は「リフレッシュハーブ」と「クリアリッチミント」の2種類を展開する。
歯周病菌は歯垢だけでなく舌や粘膜など口全体に存在することが分かっている。普段の歯磨きだけでは口全体や舌に菌や汚れが残るという課題に対し、界面活性剤の種類と比率、力の強さで固さが変化する厳選ポリマーの採用など花王の持つ界面科学と高分子科学を掛け合わせて開発した超密着泡が舌や口全体に留まり歯磨き中、作用し続ける。これにより普段の歯磨きでは15%程度しか落とせなかった舌の汚れは69%、17%程度だった粘膜の汚れは79%落とすという結果が出た。また、本品では硝酸カリウムとエリスリトールを配合することで、健康な人に多く、病原菌と相対する「硝酸還元菌」を劇的に増やし口臭・歯周病原菌を持続的に抑制することを明かした。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)




