全家協60周年、協力会50周年創立式典開催

築き上げてきた信頼が財産、未来切り拓く決意新たに
全国家庭用品卸商業協同組合(全家協)は10月22日、東京都港区のオークラ東京プレステージタワーで、創立60周年、更に全家協・協力会の創立50周年を祝う「感謝のつどい」を開催した。長年にわたり組合を支えてきたメーカー各社や組合員、関係者ら約140人が集い、半世紀を超える歩みを振り返ると共に、家庭用品業界の未来に向けて思いを新たにした。冒頭、岡部弘幸理事長(岡部、全家協・協力会会長)が主催者を代表して登壇し、出席者への感謝と共に、全家協が歩んできた歴史を振り返った。
全家協は1967年、雑貨問屋38社による創立総会を起点に歩みを始め、翌68年には設立許可を受けて共同仕入れ事業をスタートさせた。当初、年間約6億円だった取扱規模は、現在では260億円を超えるまでに成長。協力会も72年に前身のZK会として発足し、76年に現在の組織へと発展してきた。
岡部理事長は、こうした歴史の陰には、歴代役員や組合員、そして長年にわたり協力してきたメーカー各社の支えがあったことを強調。築き上げてきた信頼関係こそが、全家協にとって何物にも代えがたい財産であるとの認識を示し、改めて深い謝意を表した。
一方、家庭用品業界を取り巻く環境は大きく変化しているとし、物価高による消費者の節約志向に加え、原材料費や物流費、人件費の上昇、円安、海外の生産・調達環境の変化など、事業を取り巻く課題は少なくない。生活者のニーズも価格だけでなく、品質や機能性、使いやすさ、環境への配慮など、より多様化していることを示唆。こうした変化に対応するためには、メーカーが持つ商品開発力や技術力と、卸各社が持つ販売店とのつながり、現場で得られる情報を結び付けることが重要だと指摘。メーカー、卸、販売店が力を合わせ、暮らしを支える流通の役割をより一層追求する姿勢を示した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)


