【コーセーHD】国際会議でグリーン水素活用した南アルプス工場を視察
”地産地消モデル”披露
10月19日から21日の3日間、山梨県、東京都、山梨大学が共催した国際会議「富士ハイドロジェン・サミット2026」が行われた。最先端の水素実装拠点である山梨県に、国内外の政策関係者や自治体、研究機関、企業担当者ら約250人が集まり、課題解決に向けた議論と成果発信を実施、最終日にはコーセーホールディングスの南アルプス工場が視察された。工場では、同社が掲げる化粧品製造時のCO2排出量を2040年までにゼロとする目標の達成に向け、山梨県米倉山で製造されたグリーン水素や、県営水力発電由来の「CO2フリー電力」を採用するなど“地産地消モデル”の構築に取り組んでおり、視察当日は、山梨県による再生可能エネルギー由来のグリーン水素の製造から運搬・利用に至る水素のサプライチェーン「やまなしモデルP2G(パワー・ツー・ガス)システム」と連携したモノづくりの現場を公開した。
米倉山から専用トレーラーで運搬されたグリーン水素を受け入れる水素ステーション、水素の燃焼によって発生させた高温の蒸気を、配管を通じて工場全体へ循環・供給し「熱エネルギー」を供給する水素ボイラーなど、地域の資源を循環・活用する具体的な設備と生産ラインを披露。水素を熱源として用いる生産設備や、省人化・作業負荷軽減を進める「ヒューマンファースト」な生産環境を見学するファクトリーツアーを実施し、南アルプス工場製造の「雪肌精」を用いた“お手入れ体験”の時間も設けたという。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)



